入れ歯の具合が悪い・

歯を失った

－入れ歯治療－

DENTURE

食事や会話の支障を解消
笑顔と自信を取り戻す

入れ歯はお口の健康や機能性を維持し、生活の質を向上させる重要な役割を担います。欠損した歯があると食事や会話に支障をきたすことがありますが、入れ歯によって適切な咀嚼による栄養の摂取が可能になり、言葉をはっきりと発音することができます。歯周組織を刺激して健康な状態を保つことも期待できます。
入れ歯を装着することで自然な笑顔や自信を取り戻し、生活の質を向上させることができます。お作りいただいた入れ歯は、定期的なメンテナンスや適切なケアを行うことで長くお使いいただくことができます。

当院の入れ歯治療

元になる入れ歯を作成

合っていない入れ歯を使い続けていたり、入れ歯をしないまま生活を続けていると、お口の環境は悪化していきます。そして、その状態で入れ歯を作っても、お口の健康にとってプラスにはならないため、まずはお口の状態を改善するための治療用義歯を作成し、治療用義歯を使っていただきながら調整を加えていきます。また、現在お使いの入れ歯がある場合は、その入れ歯の複製（コピーデンチャー）を作成して改良を加えていきます。元になる入れ歯を用意することで、より確実にフィット感やかみ合わせを改善することができます。

お口の形状を精密に再現

歯科医院で歯型を採得する際は、トレーという器に印象材という粘土のような材料を盛り、それを数分間噛むことで歯や歯ぐきの形状を印象材に移し込みますが、印象材は固まる際に収縮する性質があるため、当院ではこの歯型採得において、収縮が極めて少ないシリコン印象材を使用し、普通に型採りした歯型からお口の形状に合わせた専用のトレー（個人トレー）を作成し、より少ない印象材で歯型を採り直すことで、誤差が極力少なくなるように工夫しています。
お口の形状を精密に再現しすることが、ぴったり合う入れ歯を作るための重要なプロセスです。

お口の動きを歯型に反映

総入れ歯は、吸盤のように顎堤（歯ぐきの元々歯があった部分）に吸着させてお口の中で安定させますが、部分入れ歯のように残っている歯でしっかり支持するものではないため、食事や会話などの日常的な動きによって外れてしまうことがあります。
当院では、歯型を採る際に筋圧形成という手法を用いて、使用するトレーの縁に筋肉の生理的な動きを反映させます。この工程を加えることで、外れにくい入れ歯を作ることができます。

作成後も丁寧にサポート

入れ歯はレジン（樹脂）で作られていますが、レジンは時間とともに摩耗し、変形することがあります。また、お口の状態も日々変化していくため、作ったときにはピッタリと合っていた入れ歯でも、時間が経つにつれて合わなくなることがあります。当院では、定期的に入れ歯やお口の状態をチェックし、適切な調整や修理を行うことで快適な装着感を保ち、入れ歯の寿命を延ばすサポートをしています。
定期的な検診でお口の健康を維持しましょう。

現在お使いの入れ歯が合わない方

入れ歯が外れてしまう。痛い。使い心地が悪い。そのようなお悩みがあれば一度ご相談ください。調整や簡単な修理でも見違えるほどに使い心地が良くなる場合もあります。

ご希望や用途に合わせた
オーダーメイドの入れ歯

※自由診療（保険適用外）

金属床義歯

保険診療の入れ歯は、構成する材料が厳格に決められているため、補う歯の本数が多い場合、強度や安定性を確保するために大きく厚い設計になることがあり、それが装着時の違和感に感じることがあります。
金属床義歯は、入れ歯の床（ピンクの土台部分）に金属のフレームを使用しているため、入れ歯を薄く軽くすることが可能で、装着時の違和感が少なくなり、長期間にわたって安定的な使用が期待できます。また、金属は熱を伝えやすい特性があり、食事や飲み物の温度を感じることができることから、より美味しく食事を楽しむことができます。

ノンクラスプデンチャー

保険診療の入れ歯は、構造が厳格に決められているため、部分入れ歯は周囲の歯に金属のクラスプ（留め具）をかけてお口の中で安定させます。
ノンクラスプデンチャーは、床（ピンクの土台部分）の形状が工夫されており、クラスプを使用せずにお口の中で安定して維持できる部分入れ歯で、金属のクラスプが目立つことを気にされる方々にとって理想的な選択肢です。ノンクラスプデンチャーは、柔らかいナイロンでできているためフィット感が良く、金属アレルギーの方も安心してお使いいただけます。

インプラントオーバーデンチャー

入れ歯の中でも、総入れ歯のように歯ぐきに吸着するタイプや、部分入れ歯でクラスプをかける歯がない場合は、安定性に課題があり、食事や会話の際に入れ歯が外れたり、口の中が不快に感じることがあります。
インプラントオーバーデンチャーは、数本のインプラントをあごの骨に埋め込み、インプラントを固定源にお口の中で安定させる入れ歯です。食事や会話の際に入れ歯が外れる心配がなくなり、噛む力が骨に伝わるため、しっかり食べ物を噛むことができるようになります。